Vertical AI × Security — National Strategy Meets the Genba

汎用AIの次に来るのは、現場に特化したAI外に繋がない設計

国のAI政策でも、日本の勝ち筋として「フィジカルAI」と「バーティカルAI(専門特化型)」が挙げられ、金融・重要インフラでは官民一体のサイバー防御体制の整備が進んでいます。同じ発想は、製造・物流の現場にも当てはまると考えます。Nsightは、現場データに特化したAI実装と、外部ネットワークに繋がないオンプレミス設計を、一体で提供します。

Shift 01 — Specialized

「なんでも答える」AIから、「現場を知っている」AIへ

汎用AIは幅広い質問に答えられますが、特定の現場データ・工程・対象物には最適化されていません。バーティカルAIは、その現場専用に設計されたAIです。

Shift 02 — Sealed

外部に送って使うAIから、閉じたまま使うAIへ

推論をエッジ側で完結させ、外部ネットワークに接続しない設計。社内データを外に出さないまま、AIを活用できます。

Shift 03 — Resilient

「自社は関係ない」から、「サプライチェーン全体」へ

攻撃の入口は大企業だけではありません。取引先・中小企業を含めたサプライチェーン全体で防御を考える段階に入っています。

「1つの汎用AIで全部やる」から、「現場ごとに特化させる」へ。

国の議論でも、日本がAIで戦える領域として「フィジカルAI(ロボットなど身体性を持つAI)」と「バーティカルAI(業界・業務に特化したAI)」が挙げられています。汎用の巨大モデル開発で先行するのは容易ではない一方、現場のデータ・工程・課題を深く理解したAIには、現場に近い企業ほど強みがある、という考え方です。Nsightは、この「バーティカル」の側で、製造・物流の現場に特化したAI実装を積み重ねてきました。

領域
汎用AI
違い
バーティカルAI(Nsight Edge)
学習データ
インターネット上の汎用テキスト・画像が中心。現場固有の対象物には最適化されていない。
現場データへの特化
ラベル・外観・動線など、現場で実際に発生するデータに合わせて設計する。
精度の作り方
汎用的な性能をベンチマークで示す。個別現場での精度は別途検証が必要。
現場PoCでの検証
対象物・撮像条件でPoCを行い、「できる/できない」を早い段階で明言する。
運用場所
クラウドAPI利用が前提になりやすい。
エッジ完結
エッジGPU上で推論を完結させ、外部ネットワークに接続しない構成を選べる

「AI企業1社への依存」を避けたいという発想

特定のAIサービスに全面依存する体制には、可用性・セキュリティ・コストの観点でリスクが伴うという指摘があります。Nsightはモデルやクラウドベンダーを限定せず、現場実装を担う立場です。依存先を1つに絞らない構成を、現場のAI活用でも選択肢としてご検討いただけます。

AIが脆弱性を見つける時代に、「繋がない」設計の価値が上がった。

先端AIモデルが、人間が未発見の脆弱性を発見する能力を持ち得るという指摘が公になり、金融・重要インフラでは、AIを使って自社の脆弱性診断と修正を行う官民連携の取り組みが進められています。特定のAI企業に依存しない体制や、サプライチェーン全体(中小企業を含む)での防御という論点も、同時に議論されています。これは金融・インフラだけの話ではなく、製造・物流の現場にも同じ構造の論点があると考えられます。

脅威の高度化

AIが自らセキュリティ上の弱点を見つけ出す可能性が指摘されている。

国レベルで議論中

官民連携の診断・修正

金融機関等でAIを使った自社診断・修正の枠組みが進められている。

依存先の分散

特定AI企業への一括依存を避ける体制が、対策の一部として検討されている。

サプライチェーン全体防御

重要インフラ・中小企業を含めた供給網全体での防御が論点になっている。

製造・物流の現場でAIを使うなら、「どこにデータを送っているか」「誰に依存しているか」を、導入する前に整理しておく価値があると考えます。

01

外部に送らない

考え方

クラウドAPI経由の生成AI活用は、便利な一方で、現場データを外部サーバーに送信する構成になりがちです。

Nsightの設計

推論をエッジGPU上で完結させ、社内ネットワークに閉じたまま運用できる構成を標準としています。

02

1社に依存しない

考え方

特定のAIベンダー・クラウド1社に全面依存する体制は、可用性・価格・セキュリティ方針の変更に振られやすくなります。

Nsightの設計

モデル・クラウドを問わず現場実装を担う立場のため、依存先を分散した構成もご相談いただけます。

03

規模で線引きしない

考え方

サプライチェーンの防御は大企業だけの課題ではなく、取引先の中小企業が入口になり得るという指摘があります。

Nsightの設計

中堅・中小企業向けの現場AI導入でも、同じ設計思想(外部非送信・依存分散)を標準として適用します。

04

断定しない

考え方

「絶対に安全」と言い切れる技術は存在しないと考えています。リスクをゼロにすることではなく、構造的に減らすことを目指します。

Nsightの設計

現状の構成(外部送信の有無・依存先)を確認するところから、実態に基づいてご提案します。

汎用AIベンダーではない。現場に特化したAI実装者である。

チャットAIの導入支援でも、汎用モデルの提供でもありません。物流・製造の現場データに特化したAI実装と、その現場のセキュリティ要件に合わせた閉域設計を、一体で担うのが我々の立ち位置です。

 
汎用AIベンダー
セキュリティ専業ベンダー
Nsight
対象データ
汎用テキスト・画像中心
ネットワーク・ログが中心
現場のラベル・外観・動線・設備データに特化
運用環境
クラウドAPI前提が多い
既存ネットワークの監視が中心
エッジ完結・閉域設計を標準として実装
現場知見
乏しい
セキュリティに特化・現場業務には関与しない
FA画像処理の実務出身者が中核。現場業務まで理解して設計
依存関係
単一ベンダーへの依存が生じやすい
対象範囲がセキュリティ領域に限定
モデル・クラウドを問わず実装。依存分散の相談に対応
物流

ラベル・帳票の文字認識および解釈を、外部に送らないエッジ構成で実装

製造

外観検査AIを、閉域ネットワーク内の推論として運用

中小企業

WMS等の基幹システム未導入でも、オールインワン構成で段階導入

サプライチェーン

取引先を含めた現状構成(外部送信・依存先)の確認からご相談

Development First

営業コストではなく、技術開発に資源を集中しています。大手FAメーカー・技術商社・地域の装置メーカーとの協業によって、案件が流入する仕組みを構築しています。「セキュリティ対応は大企業だけの課題」という前提を、我々は共有していません。

導入プロセス — まず「今の構成」を確認する

Phase 1 — Hearing

現状ヒアリング

現在のAI利用状況、データの送信先、依存しているベンダーを確認します。

Phase 2 — Sample / PoC

サンプル評価・PoC

対象の現場データでバーティカルAIの精度を検証し、閉域構成での動作を確認します。

Phase 3 — Build

設計・実装

エッジ・オンプレミス・ハイブリッドから適した構成を選び、現場設備・PLC/WMSと連携させます。

Phase 4 — Deploy / Expand

本番稼働・横展開

成功した領域を、他ライン・他拠点・サプライチェーン内の他社へ展開していきます。

公的支援の活用について——AI導入・セキュリティ対応に関する公的支援の活用は、適用可否の確認からご相談いただけます。
「バーティカルAI」とは何ですか?汎用AIと何が違いますか?
汎用AI(LLM・チャットAI等)は幅広い話題に対応できますが、現場固有の対象物・工程・データ形式には最適化されていません。バーティカルAIは、特定の業務・現場データに特化して設計するAIという考え方です。Nsight Edgeは、物流・製造の現場データ(ラベル、外観、動線)に特化して構築している点で、この考え方に沿ったAIだと考えます。
AIを使うと、セキュリティリスクは増えますか?
外部AIサービスにデータを送る構成では、情報漏洩・依存のリスクが増える可能性があります。Nsightは推論をエッジ側で完結させ、外部ネットワークに接続しない設計を標準としています。すべてのリスクをゼロにできるとは言い切れませんが、外部送信を前提としない設計自体がリスクを構造的に減らすと考えます。
特定のAIベンダー1社に依存する体制は避けたいのですが、対応できますか?
対応できます。Nsightはモデル・クラウドベンダーを問わず現場実装を担う立場のため、特定AI企業への一括依存を避けたい場合の構成もご相談いただけます。オンプレミス・ハイブリッド構成にも対応します。
中小企業でも、この規模のセキュリティ対応は必要ですか?
サプライチェーンにおいては、取引先の中小企業が攻撃の入口になり得るという指摘があります。中小企業だからといって対象外にはならないと考えられます。まずは現状の構成(外部送信の有無、依存先)を確認するところからご相談いただけます。
導入にはどれくらいの期間がかかりますか?
現場ヒアリングとサンプル評価で対応可否を確認し、その後PoCで効果を検証してから本実装に進みます。期間は対象業務の複雑さによって変わるため、まずは現状をお伺いした上でご提案します。

AIを現場に入れる前に、「どこに繋がっているか」を確認しませんか。

現場に特化したAI活用と、外部に繋がない設計は、両立できます。まずは現在の業務・データの持ち方・依存しているAIサービスをお伺いし、バーティカルAIとしての精度検証、閉域構成での実装可否をご提案します。

なぜ「今」できるのか — 最先端技術と現場実装の関係 →
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